活動報告
「議員力学会発足!」
‘議員力’って何だろう?そう思う事から始まったこの検定です。
議会を変えるにはまず議員を変えることが必要です。
コネやカネ、しがらみといった旧弊の議員像から脱却し、
議員として必要な法知識や議会の仕組みなどを学び、
政治家として真に必要な見識を身につける事が問われています。
市民も議員も、もっとこの国の民主主義を使いこなそうと生まれたのが「議員力検
定」です。
現在はジュニア級、一般級、議員級(1~3級)と難易度が分かれています。
難易度の最も高い議員1級の初合格者たちが発起人となり、超党派で議会のあり方を
議論しています。
朝日新聞 地域版(山梨) (クリックで大きくなります)
奥で司会を務めている山中啓之。発起人最年少。
2010年4月20日発売のバイク雑誌/スクーターデイズvol.15に掲載されました。
P130〜見開き2頁カラーで掲載、
3月議会で駐車場問題について調査したのが事の発端で、
「バイクに乗る議員」として取材を受けました。
どうぞ本屋さんにお立ち寄りの際はご一読を!
以下「ブログより抜粋」
「えっ、なんで議員とバイクが関係あるの?」と思われる方も多いと思いますので簡単に経緯について触れておくと――3月議会で松戸駅西口駐車場に新設されることになるバイク駐車場について議案が出ました。私自身がバイクに乗っていることもあり、疑問点が多かったので、「モチはモチ屋に聞こう」と思い、たまたま趣味で購読していたバイク雑誌の出版社に電話をかけて、首都圏や近隣市の駐車場の整備状況や先進事例、道交法や今後の国の制度の見通しなどを伺いました。
現在、二輪車は車(四輪車)に比べて駐車場の整備が著しく遅れており、安全面等の様々な問題点があると指摘されています。
興味を持ってくださった専門家・ジャーナリストの方がわざわざ松戸までお越しくださって、非常に分かりやすい説明を頂きました。更には資料をわんさか頂いて帰りました(許可を得て議会でも写真を使用しました)。お陰さまで今の所、おそらくこの辺のバイク駐輪場問題ならば私が一番知っている議員ではないかと自負します。
バイクに乗って仕事をする議員が珍しかったのか「せっかくなので取材させてください」とのこと。二つ返事で「喜んで」。かくして取材となりました。場所は、松戸市内の江戸川河川敷@古ヶ崎です。菜の花が季節でした。(中身は、詳しくは本屋で見てください)
通常、取材を受ける場合は多くの人がここぞとばかりに気合を入れていくものでしょうが、私は仕事後に現地に直行したので、服装はスーツ、バイクも拭かずに文字通り「ありのまま」でした。
元々このバイクは実用重視で買ったため、見栄もなく、バイクの薀蓄も語れず、普通のバイク乗りとはちょっと違う(?)利用をしているので、こんなオシャレなバイク雑誌には釣り合わず、私の記事だけ相当浮いてしまって・・・と思いきや、そこはプロの方が書いて下さって、とても綺麗に写真と文章が載っていました!
これによって、1人でも多くの人がバイク駐車場問題に関心を持ってくれると嬉しいです。
※松戸駅の西口地下駐車場の件も少しだけ触れています。
松戸から日本全国へ響け、議会改革の声!
昨年松戸市議会基本条例に反対した件が、『日経グローカル』に掲載されました!
けいじの議会改革の声、全国へ発信中です!
日経グローカル 127号(2009/7/6)
↓クリックで拡大します。
けいじ、議会基本条例に反対!
~背景~
12/3、県下初の「議会基本条例」が松戸市議会で制定された。
松戸市で初の制定!と言うと、非常に聞こえは良い。
・・・しかし、その策定過程(プロセス)はひどいものだった。
‘議員有志’で作ったとされるこの条例だが、実際は‘会派代表’有志にすぎず、無所属議員の参加は一切認めず。少数派の意見は切り捨て御免!の悪弊は今回もそのまま残った。
また、条例中に議員間討議の充実(第6条)を謳(うた)っているのに、全員協議会では不十分な答弁に終始し、本会議ではなんと上程して数分後にもう採決! 通常プロセス(質疑、委員会付託、討論)は全部省略!!議論の充実は口だけ?
他にも、議員と職員の打合せ時に市民の同席すらも認められくなる(今まで認められていた)など、内容が事実上『後退』した点も目立つ。
「充分な議論」や「開かれた議会」の美辞麗句が空しく響くことこの上ない。
議会改革で著名な江藤俊昭・山梨学院大教授、大森彌・東大名誉教授、廣瀬克哉・法大教授らは口をそろえて「議会基本条例は、その性質上、(他の条例と比べても)特に策定プロセスが極めて重要である」と仰っているが、こんなお粗末な条例で本当にいいのか、松戸市議会!!
これに対しけいじは「異議あり!」を申し立てたが多数決で却下。通常認められる発言(討論)すら認められず。実効性を伴わない条例はまさに「仏造って魂入れず」。断固「反対」を表明し、同日、記者会見を開いた。
ここまで違う!
議会基本条例~各議会の過程を比較~
県下初の議会基本条例…だが
松戸市
|
VS |
議会改革でお馴染みの!
流山市
|
H19年12月(約1年) |
策定期間
(委員会化の期間) |
H20年3月~現在も活動中 ※来春可決予定 |
三人以上の会派の議員のみ
(無所属は一切認めず) |
委員会参加委員 |
一人会派議員も参加 |
△
途中からなんとか可能に。 |
(委員会の)
議員の傍聴 |
○
最初から全てオープン |
×
完全シャットアウト! |
市民の傍聴 |
○
最初から全てオープン |
×
皆無 |
市民が意見を述べる場 |
○
シンポジウム等で公開質問あり |
×
またしても皆無 |
専門的知見の活用 |
○
民間研究所の職員・学者等も参加 |
×
だから皆無だってば |
公開シンポジウムなど
開催の実績 |
○
公開シンポジウム1回・出前報告会2回 |
△
考えていない(記者会見より) |
パブリックコメントの実施
(市民の意見を聞く) |
○
11~12月まで1ヶ月間(実施済) |
△
(強いて言えば)議会上程直前!の全員協議会で唯一 |
全議員を対象とした
条例の中身の説明会等 |
○
全ての議員を対象に集中講座、他 |
△
(強いて言えば)上記全協の傍聴者が3名! |
市民参加できる場所と
その人数(傍聴者数) |
全部あわせて
傍聴者が100名突破! |
山中けいじのインタビュー記事が9月1日発行の「日本教育新聞」に掲載されました。
・PDF版(396MB)を開く
・GIF画像版(各約516KB)
☆議会基本条例とは?☆
議会の役割、議会と市民との関係、議会と市長との関係、議会・議員が負うべき責務等を明確にし、これからの議会のあるべき姿を定めることで市民の負託に応える地方主権にふさわしい、開かれた議会を目指そうとするもの。カンタンに言ってしまえば、議会の「体系的な運営ルール」のようなもの。