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活動報告

08年「やまなか議会」レポート第1部

2008年11月8日の土曜日の午後1:30から、

新松戸市民センター・大ホールにて

けいじの政治 the Live! 第2回「やまなか議会」

が開催されました。

当日は80名を超す参加者を迎えることができ、

また参加していただいた皆様の積極的な議論、提言、要望などが

自由な雰囲気の元、飛び交い、予定時間を1時間弱押してしまうほど

会場は熱気に包まれていました。

今回はそのライブの模様を出来る限り詳しくお届けします!

※なお、実際に「やまなか議会」第2部にて議案となった件に関し、ご参加いただいた皆様のご意見をまとめ、 12月1日、松戸議会運営委員会等へ提案書を提出いたしました。
 →松戸議会運営委員会等へ提出された提案書を見る(PDF 48KB)

けいじの政治 the Live! 第2回

「やまなか議会」スタート!


【第1の議題】

■公務員の給料は上げるべきか?

ご参加いただいた皆様のご意見

1)30代男性

  • 議員報酬に関しては、選挙の当選順位で報酬をランク付けしてみてはどうか?
  • 選挙に落選した場合、次回選挙まで失業保険的な保証の仕組みがあれば政治に興味を持つ人々が楽に政治に関われるのではないか?
  • 公務員の仕事の質を高めるためには、民間企業と同じような仕組み(能力重視)が必要なのではないか?
2)30代男性

  • 公務員給与に関しては費用対効果を考慮すべきだ。
  • 給与を上げて公務員のサービスがどう向上するのかをハッキリ市民に伝えるべきだ。
3)50代男性

  • 公務員は楽だ、という風潮を断ち切る必要があるのではないか。
  • 公務員職の中でも民間企業のようなルールの設定が必要だ。
  • 市民の方からも「給与アップ賛成」との声があがるように、公務員、議員らは、しっかりとした活動を提示する必要があるのではないか?

4)20代男性

  • 費用対効果が上がるのであれば公務員全体の給与は上げてもいいと思う。
  • 市民は公務員が給与に見合うだけの「働き」をしているのか、知るすべがない。
  • 給与に見合う、それ以上の「働き」をしている公務員もいるはず。
  • 公務員の仕事内容を市民に提示し、それを市民がどう判断するか、などの中で市民が政治に関心を持ちやすくなるのではないか。
  • 山中議員には給与が無駄に高いと思われる公務員のサービスをもっと充実させてほしい。
5)40代女性

  • いままで松戸市の発展が全くないのがすごく不満だし、常磐線沿線は他と比べて古いと感じる。
  • 保育園への取り組みが皆無だ。
  • 松戸市の多くの議員さんは、働いてないという印象が強い → そういう人は辞めて欲しい。
  • 山中議員のような人が出てくるまで松戸は全くだめだった。
  • 山中議員へ → 朝の演説だけではものたりないので、もっとこのような会を設けて欲しいし、松戸市には市民参加イベントやそういった目的用に施設などを活発に使わせて欲しい。
6)40代女性

  • ある町会長が言っていた「松戸市の議員はもういらない、自分たちが実費でやるほうがましだ」と。
  • 一般市民にとっては、議員が何してるかが、全くわからない。
  • 私は議会をたまに見に行くが、本当に退屈でわざわざ行く価値がないと強く感じる。
7)50代男性

  • 今の議員は地域代表が多く、一部の利権者が当選し続けている状況だ。
  • 松戸議員の数は今の半分でよいはずだ。
  • 海外の議員はボランティアでやっているケースもある。
8)30代男性

  • これから政治を学びたいと思う
  • 数人の松戸議員に質問メールを送ったが、返事が来たのは山中議員だけだったので今回参加した。
  • もっと山中議員のような議員の活動を強く望む。
  • 議員の声が松戸市の多くの市民に届いていない現状に対し、どうわかり易く伝えて行くのか、どう巧く市民に伝えて行くかを検討して欲しい。

ここで今回ご参加いただいた各地のゲスト議員さん達のご意見を伺いました。
(※編集上、進行の時系列とは異なっています)

川田議員(埼玉県日高市 市議会議員)

  • 公務員でも一般職は給与上げに賛成(しっかりとした仕組み作りを前提としてだが)、特別職(市長・議員)は反対。特別職は給与ではなく、「報酬」という形だから。
  • 仕事の質を問わないで報酬のみ上げるというのでは、理屈として市民に理解が得られないのではないか。
針貝議員の意見(鎌ヶ谷市 市議会議員)

  • 鎌ヶ谷市は金欠なので実際に議員給与を削減した。
雨宮議員の意見(成田市 市議会議員)

  • 議員活動は一生懸命やればやるほど経費(調査・学習・宣伝)などにお金がかかるため、報酬より、政務調査費を上げるべきだと思う。
  • 特別職は報酬制を給与制にすべきだ。
  • 公務員職員をいかにうまく働かせるかがポイントで、働きを評価する機関が必要。その評価方法は、縦でなく横の連携で、外部に委託するなどの実例もある(京都の例)。
松本議員の意見(柏市 市議会議員)

  • 費用対効果導入は難しい、その方法が見えにくい部署がある。
山中(松戸市 市議会議員)の意見

  • 議員についてはその資質によって報酬を設定すべきだと思う。
  • 議員としてどのように働くのが効果的なのかを日々模索している。
  • しっかりした活動をしているのなら給与は上げるべきだと思うが、松戸市は借金・公務員の不祥事が多く、現在は上げるべきではないので当面は「反対」だ。しかし、本当に給与アップが必要だと思う場合において、それを市民にしっかり説明(対費用効果の提示など)できると思った場合にのみ「賛成」とする。そして、その場合には必ず市民の皆様に報告をさせてもらうことを約束する。

その他

  • ほとんどなにも仕事しない議員がいるのも事実。だけどその議員を選んだ(松戸市では2000票以上あれば当選する)のも市民のみなさん、これをどう思うか?もちろんそんな議員は落とすべきだし、そんな議員にぶら下がっている市民も問題だと思う。
  • 町会長の参加も必要だ、そして今の世代の若い人たちの参加を強く望んでいる。
総括

  • 公務員の給与報酬に関しては、「上げろ」「下げろ」というだけの採決では意味がない。
  • 公務員一般職員には、年功序列から脱却し、その働きに応じて給与上下が流動的になるような仕組み作りを目指す。
  • 松戸の公務員特別職(市長・議員)の報酬アップに関しては今はその時ではないが、将来的に市民の満足度調査などを行い、そこで認められた場合のみ、報酬アップという形が望ましい。
  • これからの取り組みとして、公務員特別職の働きに対する費用対効果を市民に確実に伝える仕組み作りを目指す。
  • その足がかりとして、市民の皆様には今後の山中活動報告会や、来年開催のやまなか議会へ積極的に参加していただき、屈託のないご意見を聞かせて欲しい。

これでやまなか議会の第1部が終了しました。

10分程度の休憩を挟んで、第2部が再開されました。

「やまなか議会:第2部」へ

更新日時: 2008/12/03  カテゴリ: ライブレポート2008

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